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20年前に出会った小犬との思い出。 ジグソーパズルのような記憶の断片を、 拾い集めて綴ります。
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今から20年前
2006年09月12日 (火) | 編集 |
12月初旬のある日。
夕方6時過ぎ、いつものように仕事帰りに立ち寄った
スーパーで買い物をして、家路に向かっていた。

その頃住んでいたのは団地。この道を渡ったらわが家の棟。
そのとき、ふと私の後ろに気配を感じた。
振り返って見ると、ちっちゃな茶色い小犬がついてきていた。
私にと言うより、正確には私が持ってるスーパーの袋に
ついてきていた。

かわいいなあと思いながら、そのまま歩くと道を渡って、
うちの棟の前までいっしょに来てしまった。

棟に3つある階段、一番左端の階段に向かった。
ちょうどそのとき、雨がパラパラ降り出してきた。
小犬はどうするのかと思ったら、小犬は私から離れ、
団地の前の駐車場に停まってた車の下に隠れた。

雨も降ってきたし、かわいそうだと思いつつ、
家に連れて帰るのは・・・と、躊躇した。

どうしようか?ひと晩だけでも・・・。
私ひとりでは決められない。主人に電話をしよう。
主人がいいと言えば、ひと晩だけ、家に入れてあげよう。

すぐ近くの公衆電話から主人に電話した。
家から電話しなかったのは、もしダメだと言われたとき、
犬が家を覚えてしまったら困ると考えたから。

主人からは「まあ、いいよ」と言う答えが返ってきた。

私はスーパーの袋を腕にかけ、小犬を抱いて階段を上がり、
4階の自宅へ帰った。

とりあえず小犬は玄関に。
お皿に牛乳を入れてあげると、1~2口ペロペロ。
パンをあげてみたけど食べなかった。

コロコロとして可愛い小犬。
主人が帰ってきて、しばらくじゃれたあとは、
玄関にダンボール箱を置き、「こんばんはここで寝てや」
と言って、小犬を入れた。

小1時間くらいすると、玄関から「く~ん、く~ん」と
泣く声。
私は布団から出て、玄関へ。小犬を抱くと1分もしないうちに
私の腕の中で寝息をたてて眠る。
そのまま段ボール箱に戻して、寝室へ。
するとまた小1時間ほどで「く~ん、く~ん」。

私はまた玄関に行って、小犬を抱いた。小犬は腕の中で眠る。
困ったと思いつつ、つい数時間前に出会った小犬が
私の腕の中で、こんなに安心してすやすやと寝るなんて・・・。
ヘンな犬。
今まで犬を飼ったことがない私が、最初に抱いた印象だった。

結局、この日はこんなことを繰り返し、朝を迎えた。
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