20年前に出会った小犬との思い出。 ジグソーパズルのような記憶の断片を、 拾い集めて綴ります。
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喰わず嫌い王
2007年07月11日 (水) | 編集 |
大将が、犬として犬らしくないところは食に対して
ほとんど執着心がなかったこと。

いや、正確に言うとコロリ病になってから、食べ物の趣向が
変わった。以前は食べてた野菜やドッグフードをあまり
食べなくなった。

散歩から帰っていつももらうのはちくわ。
丸ごと1本を両手で持って、満足そうにたいらげる。

ゴハンは夕方1回。ドライフードをやってたけど、
これはほとんど食べない。

「ほら、ゴハン。おいしいで~」と言っても無視。
なかなか食べないのを待ってると、だんだんイライラして
「はよ、食べて!」と、語気が少々きつくなるけど、
大将はフード椀をちらっとのぞいて、ひと口ほど食べると
あとは、ほとんど残す。

結局、ほぼ毎日残ったフードはゴミ箱行き。

あんまり食べないから、ある日、牛レバーをボイルして
フードに入れてみた。
レバーとレバーの味がついてそうなドッグフードだけを
食べた。ドッグフードは残るけど、それでも
普段よりは食べる。

それからは、ほぼ毎日のように茹でたレバーをトッピング。
ときどき茹でたキャベツを入れてみたけど、
それはほとんど食べずに残した。

大将が食べるのはちくわと肉類だけ。

家で焼肉をすることがある。
コタツの座卓で肉を焼いて食べる。
肉や野菜はテーブルの上や下に置かれてる。

大将は生肉は食べないから、すぐ目の前にあっても
知らん顔で、その横で寝てたりする。

肉が焼けると、横に座って待つ。
焼肉を数枚、大将にやる。「あげる」と言う言葉は
理解してたから、「大将、あげるで」と言うと
その人の横に座ってもらう。
適量をやって、両手をヒラヒラして「おしまい」と言うと、
自分の定位置に戻って寝る。

そのあと、焼肉を続けていてもおとなしく寝てる。

とくに教えたわけでないけど、焼肉のときだけこんな感じだった。

普段の食卓は、いつも大将に先にゴハンをあげてたから、
私たちが晩ご飯を食べてるときは、自分の定位置か
わたしの横で寝てる。

大将を拾ってすぐの頃、車に大将を置いて私たち夫婦は
食べ物屋に行った。食事をして30分ほどで戻ると、
車に置いてあった食べ物を大将が盗み食いしていた。
空の容器を見せて、叱った。

以前も書いたけど、大将は1度叱ると2度やらない。
それ以来、車に食べ物を置いて留守番させても食べなかった。

それは家の中でもいっしょで、コタツの上に食べ物
(料理やお菓子)を置いて留守番させても大将は
盗み食いすることはなかった。

置いてあった食べ物が、大将が食べられないもの
だったのかもしれないけど。

毎日晩ゴハンをあげるのに苦労したけど、
食わず嫌い王、散歩で拾い喰いすることなく、知らない
人からはたとえ好物のちくわでも食べない犬だったから、
いっしょに暮らすうえではラクだった。

そんな大将がある日とんでもないことを・・・。


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